このページでは、機密文書の処理費用の相場などについて解説しています。
業者選定において、明確で比較しやすいポイントが料金です。書類の処分量やサービス利用回数の多い企業はなおさら、料金設定が大事な判断材料になります。
処理サービスの料金は、段ボール箱数や重さによって設定されています。一般的な相場は、約20kgの段ボール箱1箱で1,800円程度です。この相場を一つの目安として、料金が割安な処理業者をピックアップすると良いでしょう。
ただし、コストだけではなく、セキュリティレベルや利便性なども含めて総合的に判断することが大切です。各業者のサービスを総合的に比較した上で、サービス内容に対して割安かどうかを見極めてください。
処理サービスの料金と併せて確認しておきたいことは、情報漏洩保険への加入状況などです。トラブルの起こらない業者を選ぶことが第一ではありますが、万が一のトラブルに備えて、情報漏洩保険に加入しているかどうかを確認しておくことをおすすめします。
また、賠償責任額の上限も事前に確認しておくと安心です。上限額は業者によってさまざまですが、1億円ほどが一般的かと思います。上限額が2億円となると、業界ではかなり高いほうです。各業者とも、ホームページの利用規約に上限額を記載していますので、ぜひ事前に確認しておいてください。
業者選定の際には、情報漏洩保険に加入していて、さらに上限額の高い業者の方が安心です。処理サービスの料金と併せて、業者選定の比較材料の一つにすると良いでしょう。
コンプラ係長
社内でコンプライアンス関連の業務に携わっています。書類の処理について、いつも口うるさく言っているので、周りからはコンプラ係長と呼ばれています(笑) いま、適切な情報漏えい対策をすることが、企業の課題になっていると思います。メールや外部メモリーなど、情報漏洩の原因は様々ですが、実は紙(書類)からの漏洩が7割を占めているのです。 社内から情報が漏れて信用問題にならないよう、早めに機密文書の廃棄業者を手配しておきましょう。
【免責事項】
このサイトは、コンプラ係長を擁する編集チームが各社の公式情報を中心に情報を集めて制作しています(2019年12月時点)。機密文書処理業者の情報などは、必ず各公式ホームページなどで確認してください。