このページでは、機密書類の廃棄業者選びのポイントの1つである「専門業者であるかどうか確認すること」の大切さについてまとめています。
「機密書類を安全に破棄できます」とうたっていれば、安心して任せてしまうことでしょう。即対応が可能であったり、価格が安ければ利用する側のメリットも大きく、ついそちらで判断しがちです。
しかし、機密書類の破棄とは単なるゴミ出しではありません。何も生産性のないものに経費をかけるのはムダに感じるかもしれませんが、個人情報やプライバシーといったものに敏感になっている現在の世の中では、機密書類の破棄をかるく考えると、情報漏洩などの問題で会社の存続を危うくしてしまうことにもなりかねません。
機密書類破棄業は、古紙回収業者や物流業者が行っているケースもよくあります。こういった会社は、価格は安いもののセキュリティ面では不安な要素を持っていることがあります。定期的に委託する場合は、専門業者に頼んだ方が安心です。
専門業者の優れている面をまとめてみました。
「ISO27001」とは、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格(※)です。安全性・機密性を維持管理するシステムを構築している証なので、これを取得している会社は信頼できます。
※参照元:日本品質保証機構(https://www.jqa.jp/service_list/management/service/iso27001/)
いくつかの業者を比べ、サイトを比較すれば専門業者かどうかわかります。価格やサービス面を大きく取り上げているのではなく、自社工場や設備、セキュリティ対策を全面に出している会社は専門会社の場合が多いです。
コンプラ係長
社内でコンプライアンス関連の業務に携わっています。書類の処理について、いつも口うるさく言っているので、周りからはコンプラ係長と呼ばれています(笑) いま、適切な情報漏えい対策をすることが、企業の課題になっていると思います。メールや外部メモリーなど、情報漏洩の原因は様々ですが、実は紙(書類)からの漏洩が7割を占めているのです。 社内から情報が漏れて信用問題にならないよう、早めに機密文書の廃棄業者を手配しておきましょう。
【免責事項】
このサイトは、コンプラ係長を擁する編集チームが各社の公式情報を中心に情報を集めて制作しています(2019年12月時点)。機密文書処理業者の情報などは、必ず各公式ホームページなどで確認してください。